ドライバー日記

世の中から交通事故を無くしたい。

ざんねんな運転「月曜日の運転」

 今日は火曜日だが、昨日の運転を振り返ってみたい。昨日は月曜日、実は1週間のうちで月曜日の交通事故が多いらしい。私はほぼ毎日運転しているので、曜日や時間そして天候で交通が変わるように思う。昨日の朝、商用車のエンジンを掛け職場に向かう。道すがら何台もの自動車やバイクに追い越される。道路標識で時速50キロ規制の車道を時速50キロで走っているのにだ。おそらく時速70キロから80キロくらいで走っているのではないか。高速道路でもないバイパスを時速100キロくらいで通り過ぎていく者もいる。月曜日はやたらスピード狂のドライバーやライダーが存在する。なんだか見ていて、可哀想になってくる。きっと心にわだかまりを抱えて走っているのだろうと勝手に想像して気の毒になる。月曜日に交通事故が多いのは、体や脳がまだよく働いていないのに、人間の能力を超えた運転をしなければならないからだと思う。

 一般道路の場合、自動車は1秒間に10メートル以上走行してしまう。人間が危険を感じてブレーキを掛け、ブレーキが効くまで走行してしまう時間を反応時間という。その時間に走ってしまう距離を空走距離というのは、教習所で習う。時速60キロになると、1秒間では約17メートル進んでしまう。だからもし、時速60キロで走行して自分の10メートル前になにか飛び出してきても、ブレーキが効く前に衝突してしまうのである。運転中に携帯電話やスマートフォンを操作したりするのが禁止されている理由がこれでお分かりだろう。月曜日は周りがスピードを上げて運転しているかもしれないが、真似することなく最高速度の標識や法定速度に従って運転してください。到着時間に大差つきません。笑ってしまうのが、そういう猛スピードを出して追い越していった車が、すぐ先のコンビニや牛丼店に入っていくこと。スピードを出すことは、ほんの少しだけ早く到着するというためだけに、止まれない、衝撃力の増加、燃費の悪化、タイヤの消耗、視力の低下などデメリットのほうが多い。それでもスピードを上げるのは、心の問題なのだろう。心に余裕がなく、気持ちが病んでいる。さあ今日は火曜日、渋滞が多い曜日である。うまく走れない時はラジオなどを聴いてリラックスをして走りたいものである。