ドライバー日記

世の中から交通事故を無くしたい。

ざんねんな運転【車間距離】

これから少しの間、私視点の「ざんねんな運転」について書いていきます。私はほぼ毎日、バイクか自動車の運転をします。毎日平均200キロを走行します。みなさんの中にもそれいじょう走行したり、そこまでは走らなくても、道路を利用していると思います。例えば駅まで歩いたり、自転車に乗って学校に言ったり、原動機付自転車に乗ってスーパーまで買い物に出掛けたりしているのではないでしょうか。そして一度くらいは人或いは自転車、不幸にして乗用車やトラックと衝突した、なんて人もいるかも知れません。とにかく毎日通事故は起きていて、死亡事故も発生しています。ですから、もしかすると、生きているのは偶然なのではないかと思うことがあります。だって、毎日運転していれば対向車が誤って自分の車に正面衝突してきたって、おかしくないのですから。というわけで、みなさんが今後、事故や渋滞に巻き込まれないためにもざんねんな運転を書きますね。もし、みなさんのまわりにこんな運転をされている方がいらっしゃても、批判しないであげてください。なぜなら災い(ケンカ)のもとになるからです。運転中のケンカなんてもってのほかなので。他人のふり見て我がふり直せ、です。ではいってみましょう。

【車間距離を取らない、ざんねんな運転】

みなさんは運転中、前車との車間距離をどれくらい空けたらいいか知っていらっしゃいますか。一般道路で路面が乾燥し、タイヤの状態と運転者の状態が良いときで、時速30キロから60キロで走っているなら、時速の数字から15を引いた数字です。例えば時速50キロなら50−15で、35メートル以上、の車間距離を必要とします。高速道路(時速60キロ以上)の場合は、出している速度の数字以上の車間距離を必要とします。例えば、時速80キロなら80メートル以上、120キロなら120メートル以上、というように。そうしなければ、前車が急停止したときに前車に追突してしまうのです。なぜかというと、自動車教習所で習った「停止距離」があるからです。車は急に止まれないってやつです。停止距離は空走距離と制動距離を合わせたものです。


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「空走距離」は危険を感じて、ブレーキが効くまでに走る距離のことをいいます。運転者が危険を認知(見る・聞く)して、ブレーキ操作をするまでおよそ1秒くらいかかると言われていますので1秒間に走行してしまう距離と言ってもいいでしょう。ですから、考え事をしていたりして危険に気づくのが遅れてしまうと当然、空走距離は長くなります。ちなみに空走距離は速度に比例して長くなります。いっぽう、「制動距離」はブレーキが効いてから停止するまでの距離です。制動距離は速度の2乗に比例して長くなるので、速度が2倍になれば制動距離は4倍、3倍になれば9倍になります。また制動距離は路面の状況やタイヤの状態に大きく左右されます。時速60キロで走行中の乗用車がタイヤのと路面のコンディションが良いときで急停止した場合、空走距離は17m、制動距離は27mなので、停止距離は44mとなります。つまり、前車との安全な車間距離は(60−15=)45m以上となります。一般道路の場合、道路に標示されている車線と車線の境界線や中央線の破線は5m感覚ですので、白線部分と白線がない部分ワンセットで10mなので4セット以上の間隔が取れていない状況はとても危険なので、適切な車間距離を取りましょう。