ドライバー日記

世の中から交通事故を無くしたい。

ざんねんな運転【自転車】

今日も事故が起きています。12月に入り、ますます交通事故が増えています。楽しい年末を迎えるためにも、一人ひとりがルールを守りゆずりあいの精神を持って道路を利用しましょう。今回は自転車です。歩行者よりも移動時間を短縮でき、免許や資格も不要なため幅広い世代で利用されている自転車。一方で歩行者と衝突してしまったり、飲酒運転で検挙される事例もあります。今一度自転車のルールについて学んでみましょう。

【ざんねんな通行】

自転車は道路交通法では軽車両に分類されます。ざっくり言うとエンジンを持たないクルマのことです。他にも荷車やリヤカー、馬車などがあります。日本の道路では軽車両は自動車と同じ車両なので、車道の左端を通行します。ここでのポイントは左側ではなく、左端です。最近では自転車専用レーンが設けられている車道もあるのでわかりやすいですね。しかしながら、未だに右側を走行している自転車がいます。これは自動車が右側を走っているのと同じですから、右側通行となり違反ですし、危険です。右の交差点から出てくる右ハンドルの自動車からは見えにくくなり、出会い頭の事故を誘発します。

【ざんねんなロードバイク

最近流行りのロードバイク。1台10万円以上するモデルが一時期飛ぶように売れました。そのロードバイクは車体が軽い上にスピードも出ますし、道路を颯爽と走り抜けることができとてもかっこいい乗り物です。しかしながら、ルールを良くわからずに運転されている方もいらっしゃいます。特に目立つのが、他車線の交差点を直進する場合に左折レーンを通らずに隣の直進レーンを利用して交差点を直進する人です。文字で書くとどこに問題があるのか分かりづらいと思いますが、要は自転車は道路の左端を通行(直進)しなければなりません。ですので原則、左折レーンを通って交差点を直進するのが正解です。右折する場合は、交差点の向こう側まで進んで向きを変え、進行方向の信号が青になったら進みます。いわゆる2段階右折をします。