ドライバー日記

世の中から交通事故を無くしたい。

仮免学科試験対策「標識・標示などに従うこと」②【有料級】

 標識や標示は数が多く、すべてを覚えるのは困難だが、覚えなくてはならない。なぜなら学科試験では必ず(100%)出題されるからだ。しかしながら、覚えるコツがあるので問題はない!理由は日本に来ている外国人が見ても理解できるデザインになっているからだ。反対に日本人が外国で運転しても解るデザインになっているということ。

【規制標識】・・・特定の交通を禁止または指定。(出題率高い※筆者調べ)

赤もしくは青色。形は◯が多く、出題率が高い。

1 赤色の理由は目立つ色、血液の色。本能的に見てしまう色なのだ。だから、世界的企業のコーポレートカラーも赤が多い(コ◯・コーラ、◯クドナルドなど)のはそのためである。「見てくれないと血を見るよ」くらいのつもりで覚えたいですね。

2 青色で規制を表しているものも存在する。例えば「指定方向外進行禁止」は青い丸の中にいろいろな方向の矢印で示されているものである。青色には海の色、空の色、地球の色ということから、平和を象徴している色でもある。そこから「可能・できる」という意味が含まれている。つまり「矢印の方向に進むことができる」=「矢印の方向外は進行できない(禁止)」となる。

3 デザインから見る規制は、バツをデザインしたもの、例えば「通行止め」(歩行者も通行できない強い禁止を表している)。No!を表すNをデザインしたもの、例えば車両通行止め(特定の自動車だけが通行禁止)。◯の形は「〜できる(それ以外は禁止)という意味」例えば最高速度の標識、時速30キロまで出すことができる(時速30キロを超えるのは禁止)。「−(バー)」のデザインは車両進入禁止。一方通行とセットの標識で、歩行者は進入できる。▽の形は「(あなたが)ゆずりなさい」という意味で、「一時停止」と「徐行」の2つである。つまり、一時停止してあるいは徐行して道を譲りなさいという意味になる。ちなみに、道路標示の▽は「前方優先道路」である。

警戒標識】・・・道路上の危険や注意を運転者に前もって知らせる(出題率高い)

黃と黒。形はすべて逆三角形。

1 黄と黒のカラーリングは国際規格により、危険な場所を表している。本能的に危険を感じてしまう色を採用。例えばトラ、スズメバチ、毒ヘビなどを連想させる。

2 形はすべてひし形となっている、ひし形には「注意」という意味が込められていて、道路標示のひし形は「横断歩道または自転車横断帯あり」である。この標示は信号機の無い横断歩道または自転車横断帯に設けられていて、ドライバーから見て1つ目のひし形の標示は横断歩道または自転車横断帯まであと50メートル、2つ目のひし形はあと30メートルを表している。ので、横断する歩行者や自転車がいないか前もって確認しておく必要がある。

指示標識】・・・特定の交通方法ができる。場所の指示。(出題率低い)

全て青。形は四角が多いが台形の形もある。

1 青色には「〜できる、〜可能」という意味が含まれている。

2 台形の形には「横切る」という意味が込められていて、「横断歩道」と「自転車横断帯」または2種類を組み合わせたものがある。

【案内標識】・・・地点、方向、距離、名称を示す。

1 青と緑。形はほとんど四角。

2 青色は「一般道路用」、緑は「高速自動車国道」や「自動車専用道路」で使用される。最近は緑に紫で「ETC関連」を追加してもよいのかもしれない。