2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧
車に働く自然の力と運転 走行中の車には、その重量と速度により運動エネルギーが生じ、このため慣性力(そんのまま動き続けようとする力)や遠心力(はみ出そうとする力)、摩擦力(抵抗する力)などの自然の力が働きます。 安全運転するためには、この自然…
Ⅰ 認知・判断・操作 1 認知・判断・操作 運転者が走行中にブレーキをかけるときは、まず、目や耳で障害物を認知し、ブレーキをかけるべきだと判断してから、操作に移ります。 この認知→判断→操作の過程には多少の時間がかかります。 短時間のうちにすべての…
Ⅰ 運転と性格 1 運転に現れる性格 運転技術が同じでも、運転の仕方は人によって違います。運転者個人の性格や癖が運転に大きな影響を与えるからです。 2 交通事故を起こす人、起こさない人 交通違反をすることや交通事故を起こすことと、運転者の性格や癖…
死角(運転席から見えない部分)と運転 1 二輪車から、四輪車の見え方 四輪の運転者は、二輪の運転者を軽視する(軽く見る)傾向があります(二輪車は残念ながらマイナーな乗り物です。四輪運転者の中には、原動機付自転車と同じような速度と思っている方もい…
Ⅰ オートマチック車の運転 オートマチック車は、マニュアル車と運転の方法が異なるところがあり、それを知らないと思いがけない事故を起こすことがあるので注意しましょう。 1 運転にあたっての心構え オートマチック車やオートマチック2輪車の運転には、…
Ⅰ 運転免許の仕組み 1 運転免許証の携帯及び提示 道路で自動車や原動機付自転車を運転するときは、その車種やけん引などの状態に応じた免許を受け、その免許証を携帯しなければなりません(免許証を携帯しないで運転した場合、「免許証不携帯」の違反となり…
「追い越し」 Ⅰ 追い越しの禁止 追い越しとは、車(軽車両、原動機付自転車、自動車、トロリーバス)が進路を変えて進行中の車(自動車、原動機付自転車、軽車両、トロリーバス)の前方に出ることをいいます。 追い越しは複雑な操作を伴う行為なので、初心運…
1 進路変更 (1)みだりに(むやみに、必要もないのに)進路変更してはいけません。また、進路を変更すると、後ろから来る車が急ブレーキや急ハンドルで避けなければならないような場合には、進路を変えてはいけません。やむを得ず進路を変更するときは、…
Ⅰ 安全確認の方法 1 安全確認、ドアの開閉方法 ① 乗り降りするときは、周囲の状況、特に後方からの車の有無(有り無し)を確かめ、交通量の多いところでは左側のドアから乗り降りしましょう。 ② 乗ってからドアを閉めるときは、少し手前で1度止め(半ドア…
Ⅰ 最高速度 1 最高速度の順守 車は法定速度(法令で定められた最高速度)及び規制速度(標識や標示で指定された最高速度)を超えて運転してはいけません。 2 法定速度 標識や標示で指定されていないときは、車の種類によって定められている速度(法定速度…
教習生のみなさんは、できるだけストレートで合格したいですよね。技能(運転)はどうしても個人差や性格が出るのでストレートで合格するのは難しいです。でも技能検定(運転の試験)は100点満点中70点以上取れば合格できるので、心配はいりません。も…
Ⅰ 緊急自動車の優先 1 交差点及び交差点付近における避譲(ひじょう)措置 交差点及び交差点付近では、緊急自動車が近づいてきたときは、交差点を避けて道路の左側に寄って一時停止をし、進路を譲らなければなりません。(交差点に入っている場合は、交差点…
交差点やその付近は交通事故が最も起きやすい場所(交通事故の約半数、市街地だと約6割が交差点やその付近)です。交通事故に遭(あ)わないためにも、正しい通行方法を理解しましょう。出題率も高めです。 1 交差点とは?その付近とは? 交差点とは、車道…
Ⅰ【車の通行するところ】 1 車道通行の原則(基本的なきまり)と例外(基本に合わないこと) 歩道と車道の区別のあるところでは、車(自動車、軽車両)は車道を通行しなければなりません。 歩道に「自転車及び歩行者専用」の標識があれば、歩道を通行するこ…
標識や標示は数が多く、すべてを覚えるのは困難だが、覚えなくてはならない。なぜなら学科試験では必ず(100%)出題されるからだ。しかしながら、覚えるコツがあるので問題はない!理由は日本に来ている外国人が見ても理解できるデザインになっているか…
Ⅰ 信号の種類と意味 道路を通行する歩行者や車など(車や路面電車)は信号機の表示する信号、または警察官や交通巡視員(警察職員)などの手信号や灯火による信号に従わなければなりません。→車(車両)・・・自動車、原動機付自転車、軽車両。 1 信号機の信号…
Ⅰ 運転者の心得 1 くるま社会人としてのモラルと責任 車を運転するなら、正しい運転技術(第1種運転免許なら70%以上)、交通ルール(学科試験は90%以上)、正しいマナーも身につけることも必要です。「ゆずり合い」や「思いやり」こそが交通事故をな…
Ⅰ 自動車各部の保守と手入れ 自動車走行にあたって、日常点検はもちろんのことですが、外観を含めて手入れが必要です。 1 四輪車の点検 ① バッテリー(蓄電池) バッテリーは自動車の電気装置の電源です。次のような点に注意しないと、電気容量が低下し、エ…
まずはじめに、「高速道路」とは、「高速自動車国道」と「自動車専用道路」をいいます。東名高速道路、名神高速道路は前者で、首都高速道路及び阪神高速道路は後者である。 Ⅰ 通行できない車 高速自動車道と自動車専用道路では、「ミニカー(マイクロカーで…
Ⅰ 駐車と停車の意味 1 駐車の意義 駐車とは、 ① 車(主に自動車・軽車両・原動機付自転車)が継続的に(ずっと)停止すること ② 運転者が車から離れていてすぐに運転できない状態で停止すること ・(タクシーなどの)客待ち、(迎えの)人待ち ・5分を超え…
Ⅰ 特徴的な事故実態 車は便利で快適な乗り物ですが、その反面、使い方を誤ると悲惨な交通事故を起こす 恐ろしい凶器にもなります。 交通事故は大きな社会問題であり、「交通戦争」と言われるほど、毎年多くの人が交通事故で死傷しています。 1 交通事故の特…
1 乗車または積載(せきさい)の方法 ① 座席でないところに人を乗せたり、荷台や座席でないところに荷物を積んだりしてはいけません。 ② 貨物自動車に荷物を積んだとき、その荷物の見張り(転落防止・飛散防止)のため必要最小限度の人を荷台に乗せることが…
Ⅰ 運転者などの義務 交通事故が起きたときは、運転者や乗務員は次のような措置を取らなければなりません。 1 事故の続発防止措置 事故の続発を防ぐため、他の交通の妨げにならないような安全な場所(路肩、空き地など)に車を止め、エンジンを切りましょう…
Ⅰ 認知・判断・操作 1 認知・判断・操作 運転者が走行中にブレーキをかけるときは、まず、目や耳で障害物を認知し、ブレーキをかけるべきだと判断してから、操作に移ります。 この認知→判断→操作の過程には多少の時間がかかります。 短時間のうちにすべての…
Ⅰ 夜間の運転 夜間は昼間に比べて、歩行者や他の車が見えにくく、発見が遅れることがあるため、運転中の危険が多くなります。 また、速度を出している車や酒に酔っている歩行者がいることがあるので、慎重な運転をしなければなりません。 1 前照灯と視界 ① …
Ⅰ 運転と性格 1 運転に現れる性格 運転技術が同じでも、運転の仕方は人によって違います。運転者個人の性格や癖が運転に大きな影響を与えるからです。 2 交通事故を起こす人、起こさない人 交通違反をすることや交通事故を起こすことと、運転者の性格や癖…
死角(運転席から見えない部分)と運転 1 二輪車から、四輪車の見え方 四輪の運転者は、二輪の運転者を軽視する(軽く見る)傾向があります(二輪車は残念ながらマイナーな乗り物です。四輪運転者の中には、原動機付自転車と同じような速度と思っている方もい…
Ⅰ 最高速度 1 最高速度の順守 車は法定速度(法令で定められた最高速度)及び規制速度(標識や標示で指定された最高速度)を超えて運転してはいけません。 2 法定速度 標識や標示で指定されていないときは、車の種類によって定められている速度(法定速度…
二輪車の特性、乗車姿勢と走行の仕方 1 二輪車の特性 二輪車は、体で安定を保ちながら走り、停止すれば安定を失うという構造上の特性を持っています。 ① 重心と安定性 人が二輪車に乗ると、人車一体(じんしゃいったい)の重心ができます。この人車一体の重…
標識や標示は数が多く、すべてを覚えるのは困難だが、覚えなくてはならない。なぜなら学科試験では必ず(100%)出題されるからだ。しかしながら、覚えるコツがあるので問題はない!理由は日本に来ている外国人が見ても理解できるデザインになっているか…